大学職員に絞って転職活動をしてるのですが、面接で落ちてしまいます。
新卒で、民間と大学職員どちらも受けていますが、大学職員の面接では手応えを感じても落ちます。
こんなお悩み、よく聞きます。
私がOB訪問でご相談を受けるときによくあるのが、
自分では手応えを感じたんですけどね~。
失敗は特に思い当たらないのですが…。
という感じで、ご本人は上手くいったと思っているケースです。
ご自身でも感触が悪かった場合は仕方ないのですが、手応えを感じておきながら落ちてしまうのでは、次の面接にも活かせないですよね。
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大学職員 面接裏話① 面接官の評価が分かれがちな人とは?
先日、中途採用の面接官をしました。
どうだったー?
良さそうな人いたー?
人手不足だからいい人いっぱい来てほしいよー。
はい、良い人はたくさんいましたよ。
そうなんだー!
何割くらい通したの?
1次面接だったので、4~5割ですね。
割とすぐ決まったー?
それがですね…。
うちの大学の1次面接は、面接官3名で行います。
人事部1名に加え、異なる部署の男女1名ずつです。
それで、面接が終わるたびに、合否をつけます。
半日に4名×2日間、合計8名に対して面接を行います。
2日目の最後の面接が終わった後、再度合否を付け直します。
全員との面接を終えると、相対評価で最初に付けた合否から変わってくることもありますし、考え直した結果変わってくることもあります。
それを人事部に提出することになっています。
ここでの3名の意見はだいたいにおいて一致するのですが、意見が分かれがちなのが「優秀過ぎる人」の扱いです。
特に新卒の場合は割れます。
その理由は後述いたしますね。
大学職員 面接裏話② 優秀過ぎる人をどうするか?
え?なぜ優秀過ぎる人をどうするか迷うんですか?
優秀なら採用でしょう。
いえいえ違うんです。
話はそう簡単ではありません。
まず、誤解のないように先に書いておきますと、私の同僚は優秀な人が多いです。
私は全然ですが、いつも同僚からは学ぶことが多いなーと思って働いています。
ただ、優秀過ぎる人については、正直「続くかしら」という懸念が大きいのです。
例えば、私の後輩で東大の大学院を出て大学職員になった人がいるのですが、やはり面接当初は、
え、なんで東大の院まで出て大学職員?
という話題で持ちきりでした。
ただ、彼女は「大学という雰囲気がこの上なく好き」ということで大学職員を熱望していました。
ここからは彼女の言葉ですが、
私は教員になれるほどの力はなかったけれど、大学という場・空気がこの上なく好きなので、大学で働けるなら正直どの仕事でも良かったです。
と言っていました。
こういう「大学の雰囲気が好き」な熱望組、いるのよね。
でも2年目くらいから残業をやんわり拒否するようになりまして。
結局、公認会計士の資格を取って辞めていきました。
他にも結構いるんです、「なぜ大学職員になろうと思ったんだろう」というピカピカのまぶしい履歴書を持って入職し、割とすぐ転職してしまう人が。
大学職員は、多くがジョブ型雇用ではないので、いろいろな部署を経験して初めて一人前になれる職場です。
つまり、長期的視点で人材を育てようとしています。
それなのに、1部署数年でやめられてしまうと、大学側には打撃なのです💦
それはこちらの事情ですが、それが実情ですね。
大学職員 面接裏話③ 教員と揉めがちかどうか
優秀過ぎると教員と揉めがちという傾向もあります。
悪気はないのかもしれませんが、教員によっては、職員を部下・手下のように扱う方も一定数います。
それが、優秀過ぎる職員にとっては許しがたいらしく、揉めてしまうこともあるんです。
大学職員 面接裏話④ 新卒採用ではより顕著に意見が割れます
転職で民間から大学職員になろうとする人は、正直、前職に疲れた人が多いです。
それは面接官側も自覚しています。
私もそうですし。
なので、民間からの転職者は、「思ってたよりも忙しい」と感じたとしても、「ま、前職よりマシか」という思考になれたりします。
でも、新卒で大学職員を受ける方の中には、「まったり高給」目当てだけでなく、「縁の下の力持ちで大学を支えたい」「母校に恩返しをしたい」と言う純粋な思いを持っていて、ガッツのある方の割合も高いです。
そんな方が実際入職すると、「思ってたんとぜんっぜん違う…!!!」に陥るケースが多く、ぷつんと糸が切れてしまうことが多い気がします。
「学生との関わりを大事にしたい!」と熱い思いを持って4月に入職した人が、5月にはもう来なくなってしまったということもありました。
「学生との交流がない部署に配属されたから」とのこと。
その子も学歴的に優秀だったのですが、プライドも高かったようで、なぜ自分が希望の部署に行けないのかと愚痴っていました。
その後、外資系企業に転職したそうです。
大学職員 面接裏話③ 内定ホルダーとの面接
以前、新卒面接を担当したときのこと。
そのとき組んだ面接官(私含め3人)は皆、部署の「優秀過ぎる」後輩に辞められてしまった経験がありました。
その日の面接予定者は4人。
3人目で「すでに3社内定しています」という男子学生がやってきました。
面接での質問への受け答えも全く問題なく、問題ないというかむしろ素晴らしくて、話も盛り上がりました。
「人生何周目?」という感じの落ち着きっぷりで、非の打ち所がありませんでした。
学生らしさは皆無だったなぁ。
面接官3名は〇と×を紙に書いてお互いに見せます。
なぜなら、口頭だと先輩職員が「〇」と言ったのに「×」とは言いづらいからです。
なので、まずは紙に書いて見せるのです。
迷った挙句、その男子学生については、私は「×」にしました。
理由は「優秀そうではあるが、話の節々から大学職員に向いていないと感じた」からです。
すると、他の2名も「×」で、全く同じことを言っていました。
こういうことも多々あるので、本当に就職活動・転職活動は相性が占める割合が大きいと思いました。
相性が占める割合、本当に大きいよね。
自分が面接官をするようになって、本当にそうだと思うようになったよ。
ご自身で後から考えてみても「不合格だった理由が分からないな」ということであれば、単純に相性の問題だけかもしれません。
大学職員の面接 どんな人を合格にしているか
だからと言って、やる気がなさそうな、優秀じゃなさそうな人を採用したいかというとそうではありません。
私が大事にしている視点としては「隣で働きたいと思えるか」ですね。
面接をするときはその感覚を大事にしています。
例えば、やる気を感じる人でも、
- 周囲に圧を感じさせる人
- こちらまでやる気にさせてくれる明るい人
っていると思います。
私は、後者の方とご一緒したいなと思って面接に臨んでいますよ。
ご参考になれば幸いです!
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