【転職体験談】30歳で地方公務員から大学職員に転職した男性の本音

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今回は以下の方の、大学職員への転職体験記をお届けします。

プロフィール

  • 氏名:村田悟(仮名)
  • 性別:男性
  • 転職時年齢:30歳
  • 転職時家族構成:独身

大学卒業後、実家と首都圏の中間地点の地方都市の公務員(市役所勤務)になったが、公務員業務が辛く、また勤務地にも納得がいっていなかったため、転職活動を実施。

首都圏の大学職員に絞って、活動していた。

無事に大学職員に転職し、インタビュー時は大学職員歴5年目。

所属部署は学生課。転職してから1部署目。

本記事では地方公務員から大学職員に転職した男性の体験記を対談形式でお届けします。
吹き出し以外は、インタビューに答えてくださった方の回答になります!

目次

あなたの転職本気度は、今、何パーセントですか?
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公務員から大学職員に転職を希望した本音

りある(人事)

村田さんは、公務員から大学職員に転職したんですよね。

はい、そうです。

りある(人事)

公務員って安定してそうなのに、なぜ大学職員に転職したんですか?

大学で何かやりたいことがあったというより、どちらかと言うと、後ろ向きな理由となりますが良いですか?

りある(人事)

はい。インタビュー記事ではリアルな声を聞きたいので、面接などで語る「建前」よりもぜひ「本音」を聞かせてください。

分かりました。一番大きいのは「お客さんが怖い」ってことなんです。

りある(人事)

そうだったのですね…。
辛いことを思い出させてしまうかもしれませんが、具体的にお願いできますでしょうか。

公務員時代の「お客さん」は怖かった

お客さんとの対話

はい、私は市役所に勤務していたのですが、役所に来る「お客さん」(市民の方)は、肌感覚的には7〜8割程度は普通の方なんですが、残りの2〜3割の半数が「変わっている方」です。

そして、残りの半数が「怖い方」です。

りある(人事)

具体的にはどんな感じで「怖い」のですか?

文字通りですね。

恫喝してきたり、脅してきたり、です。

これは担当している課にもよりますが。

りある(人事)

いろんな課があって、それぞれお客さんの層も随分違いそうですもんね。例えば最近私がお世話になったのは子育て支援課ですが、そこはのんびりしているイメージですがどうですか?

私は配属になったことはありませんが、同期がいました。

はい、子育て支援課は、大半は普通の方なのですが、保育園問題などが絡むと急にモンスター化する保護者さんもいるとのことでした。

りある(人事)

そうなんですね…。

はい…。

なぜうちが第1希望の保育園に落ちたのかとねばる親御さんもいたり…。

第1志望保育園に受かるための秘策を聞き出そうとしたり…。

直接の窓口対応だけでなく、電話で怒鳴られる、何時間もぐちぐち言われるなども割と高い頻度であります。

りある(人事)

電話はまだマシだったりしますか?

いえ、同じですね。

電話が鳴るだけで鬱々とした気持ちになります。

絶対に電話を取らない同僚もいて、それもストレスなんです。

「電話を取ると損」みたいな感じになっちゃって…。

昼間から酔っ払って呂律が回らない方が何時間も粘ることがあったりして…正直何を言っているのか分からず、会話が成立していません。

そんな方との会話は、苦痛以外の何物でもありません。

あとは、生活保護に関わる業務をしていたころは、命の危険を感じたこともありました。

すみません、具体的には言えないのですが、「事件」に発展しそうになったこともあります。

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大学職員としての「お客さん対応」はどう?

りある(人事)

なるほど…それは大変ですね。
今、学生課所属ということですがそこにも「お客さん」は来ますよね?
前職と比べて大変さはどうですか?

お客さん対応、としての大変さは断然前職が上です。

大学は、お客さんといっても学生やたまに保護者の方、そして、受験予定の方ということで、そこまで変な方はいないです。

クレームの多い学生とかはいますけど、前職の不特定多数の市民から「税金泥棒」などと責められるようなことと比べると、辛くはないです。

りある(人事)

そうですよね…。まぁ、大学職員をしていて、いきなり恫喝されることなどは、あまりないかもしれません。大変でしたね。

はい、そういう側面では、転職して本当に良かったと思っています。

市役所勤務時代は給与も低かった

もう一つ、転職しようと思った大きな理由は給与が低かったことです。

りある(人事)

差し支えなければ、参考程度にお伺いしたいのですがどの程度でしたか?

転職時(30代)、直近の年収が500万円くらいでした。

地方なので、ものすごく低いわけではないのでしょうが。

しかも、一応公務員は、仕事が大変とはいえ、安定しているわけですし、捨てがたいとは思っていました。

ただ、同じ「安定している」のに、もっと給与がいい職業である「大学職員」のことを知ってからは、絶対に転職したいと思うようになりました。

りある(人事)

今の給与には満足していますか?

この仕事内容で、この年収だったら大満足です。

費用対効果は抜群だと思いますよ!

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大学職員になる前となってからのイメージ乖離は?

りある(人事)

大学職員になる前のイメージと、なってからの実態の乖離はありましたか?

はい、それはありました。

思ったよりも大変ということです。

りある(人事)

なるほど。お客さん対応は前職よりは楽ということでしたが、その他大変なことがありましたか?

はい、でも、「思ったよりは」というだけで、前職の仕事内容ほどは大変ではありません。

やはり大学職員のイメージとして「楽」「ホワイト」「まったり」というのはあるじゃないですか。

だから、最初の難易度の想像値が異常に低かっただけだと思います。

りある(人事)

事実、そういうイメージは濃いようですね。

ですが、そこまでではなかった…というわけです。

りある(人事)

具体的には何が大変ですか?

単純に業務量が多いです。

やらなければならないことを淡々とやるのみなので、あまり頭は疲れないのですが、その量が多いです。

りある(人事)

なるほど。ITの力を使って業務効率化などできればいいのですが、それは難しそうですか?

そうですね…。

いずれはできるのかもしれませんが、今すぐにというのは難しいかもしれません。

学生の進級・卒業がかかっている作業などですと、ミスが許されないので、現時点では目視での確認作業が必要だったりします。

りある(人事)

そうですね。もう少し業務に慣れてきたら、作業の取捨選択や、効率化もできるのでしょうね。さて、他に大変なことはありますか?

はい、それは教員対応ですね。

先生方と話すのは、やはり緊張します。

自分の知識量が圧倒的に足りていないことを痛感しますね。

つい萎縮してしまうのですが、できるだけ「いい刺激をいただいた」と思うようにはしています。

りある(人事)

私も先生方と話すのは緊張しますよ。

大学職員への転職活動、具体的には何をした?

りある(人事)

具体的にはどういう活動をしましたか?

私の場合は、最初から大学職員になりたかったわけではなく、転職サイトに登録しているうち自然と目指すようになりました。

りある(人事)

具体的にどのサイトに登録していましたか?

dodaです。

送られてくるメールに目を通していくだけで、空き時間に転職活動を少しずつ進めることができるので、絶対に登録したほうがいいですよ。

りある(人事)

私も転職サイトは登録していましたね。

りある(人事)

その他に何をしましたか?

転職サイトに求人が出ている大学で、優先順位をつけて、3つほどエントリーしました。

それから、求人サイトにはないけれど気になる大学について、「○○大学職員 採用情報」などというキーワードで直接検索して、採用情報を集めました。

りある(人事)

なるほど。全部で何校ほどエントリーしましたか?

5校です。

それでも、同時並行するとなると、ちょっと多かったかなと思っています。

というのも、エントリー後は書類を作成していかなければならないのですが、前職で仕事をしながらだったので、大変でした。

りある(人事)

そうですよね…。仕事をしながらの転職活動は大変です。
そして、書類通過率はどの程度でした?

はい、5校中3校通過しました。

転職サイト経由が3校中2校、直接応募が2校中1校です。

りある(人事)

通過理由や落ちた理由って明確に分かりますか?

それが、明確に言えたらいいのですが、やはりご縁やタイミングもあるのか、明確な理由は未だに分かりません。

落ちたうち1校だけはやはり深堀が足りなかったかな…とは思っています。

りある(人事)

なるほど…。母校でもない大学について調べて、志望理由などに落とし込むのはなかなか難しいですよね。

面接通過率は?

りある(人事)

そして、書類通過3校中、すべて面接に行きましたか?

はい、1校は書類選考合格後にSPIもありましたが、無事に通過することができまして、3校とも面接に行きました。

3校とも3次面接まであったのですが、3校中1校は1次敗退、もう1つは2次敗退、そして内定が、今勤めている大学です。

りある(人事)

そうなのですね。質問は難しかったですか?

いえ、そこまで奇をてらったものはありませんでした。

りある(人事)

(下記記事の質問リストをお見せして)この記事に含まれている内容で網羅できていますかね?

(しばらくご覧いただいた後で)はい、そうですね。網羅されています。

りある(人事)

ありがとうございます。それでは圧迫面接はありましたか?
まぁ、これは運なのでご参考程度にお伺いしておりますが。

いえ、いわゆる圧迫面接はありませんでしたね。

面接というよりも「対話」に近かったので割とリラックスして望めました。

転職活動の面接ってどこもそんな感じなのでしょうか。

それとも大学職員は特別穏やかな人が多いからかな。

りある(人事)

どうなのでしょうね。私も転職活動は大学しか受けていないので分からないのですが、圧迫面接はありませんでしたね。

はい、なので、この質問リストに書かれていることを事前になるべくスラスラと答えられるようにしておくことが面接対策になると思いますよ。

あとは、その大学独自の行事や理念などを頭に入れておくようにしましょう。

大学職員に転職するために、これだけはやっておくべきということは?

りある(人事)

大学職員への転職活動を通して「これだけはやっておくべき」なのは何でしょうか?

まずは転職サイトへの登録から始まります。

その後、面接対策はどなたも真剣にされると思うのですが、意外な落とし穴がSPIかなと思います。

対策せずとも通過できるだろうと思うのは危険です。

やはり専門書を1冊購入し取り組むのがいいと思います。

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りある(人事)

SPIで面接に進めなくなったら、とってももったいないですもんね。
大学側も、多すぎる応募者を客観的数値でふるいにかけられるので、SPIを取り入れている大学は多いようですからね。

転職満足度は?

りある(人事)

最後に、転職した結果の満足度はどの程度のものか教えてください。

はい、私の場合は、細かいのですが92%くらいです。

8%については、思っていたよりも忙しいということと、潰しが効きにくいかなと思ったからです。

今後、異業種へ転職したいと思っても、なかなか難しいのかなと思います。

ただ、今のところ、さらに異業種に転職したいと思ったことは一度もありませんから、転職は成功だったと言えると思っています。

りある(人事)

なるほど。満足している点のうち、大満足な点はどこでしょうか?

前述の通り、「お客さん対応」は精神面で格段に楽になったこと。

それから、給与面ですね。

年収にして100万円以上のアップが叶いました。

りある(人事)

それは大きいですね。
今日はお忙しいところ、どうもありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

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