今回は以下の方の、大学職員への転職体験記をお届けします。
銀行員から大学職員への転職者は、とても多いです。
それだけ重宝されるんですね。
プロフィール
- 氏名:松本桜子(仮名)
- 性別:女性
- 転職時年齢:29歳
- 転職時家族構成:独身
大学卒業後、メガバンクの銀行員になったが、30代を目前に不満が続出。
何よりも、転勤が多いことが悩みだった。
無事に大学職員に転職し、インタビュー時は大学職員歴10年目。
所属部署は広報部を経て、入学センター。
あなたの転職本気度は、今、何パーセントですか?
まだ100%ではなかったとしても、人生を好転させるために、登録しておくべきサイトがあります。
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私も、転職活動はサイト登録からスタートしました。
銀行員から大学職員に転職を希望した本音
松本さんは、元銀行員ですよね。
大学職員に転職した理由を教えていただけますか?
あまり前向きな理由ではなく申し訳ないのですが、やはり最初は「銀行員を続けていく自信がない」と思ったのがきっかけで、転職活動を始めました。
私も今まで何名かインタビューさせていただきましたが、きっかけは、前職への疑問や不満からの方が多いですよ!
本音をお聞かせいただき、ありがとうございます。
インタビュー記事は以下です。
銀行員を続けていく自信がないと思ったのはどういうときでしたか?
銀行員は意外とノルマがきつい
まず、ノルマが厳しいということですね。
銀行員って、一般的には窓口で、お客さんに言われたことをしているようなイメージが強いと思うのですが、行員には、金融商品販売のノルマが課されているんですよ。
しかも割と厳しいノルマ。
未達成や黄信号だと、上司からの「ご指導」が入ります。
「ご指導」が好きな、やや意地の悪い管理職もいましたが、私の上司は言いにくそうに私に伝えていましたね…。
叱るのではなく、言いづらそうに伝えてくださった、その態度には救われたのですが、「管理職になる前はノルマ未達におびえ、昇進したら昇進したで、部下に、言いたくもないお小言を言わなければならないのか…」と思うと、先が見えない気がしました。
そうだったのですね。
ノルマ達成のために、自分が心から良いと思っていない、例えば手数料の高い金融商品をおすすめしていたときは、心が苦しくなりました。
それは辛いですよね。
何より、銀行員なので当たり前なのですが、全ての業務が「お金」に関わることなので、本当に責任重大ですし、そこにプレッシャーを感じてしまいました。
私は根本的に、銀行員に向いていなかったのでしょうね…。
就職してみてから分かる向き不向きも絶対ありますよね!
大学職員にも、もちろん責任は伴いますが、確かにお話を聞く限り、銀行員ほどではないかな…と思います。
銀行員は引っ越しを伴う転勤が多い
あとは、金融職全般に言えることですが、転勤が多いんですよね。
私が勤めていた銀行は、全国転勤がありました。
割と短いスパンで。
あ、でも海外は、断ろうと思えば断れましたが…。
知人が勤める銀行では、断れないようでした。
それは大変ですね。
そろそろ結婚も考えているので、転勤が多い仕事は無理だなと思いまして。
そんなこと、就職する前から分かっていたはずなのに、まだまだ現実のこととして考えきれていなかったんですね。
意外とそんなものですよねぇ。
大学職員も異動は多いですが、銀行員ほどの大移動は少ないです。
以下、参考記事です。
銀行員は土日も勉強しなければならない
それから、地味にプライベートがつぶれることが多かったのも嫌でした。
プライベートがつぶれる、とは休日出勤とかでしょうか?
いえ、休日出勤はほぼないのですが、残業は頻繁にしていました。
あと、何より、残業代のつかない「勉強タイム」が多かったんです。
勉強タイム?
銀行員として働いていくための知識の習得ですね。
知識がないと、お客様と話していても見透かされてしまいますので…。
業界の最新情報を常に勉強していました。
フィンテックとか、AIとか、ネット証券のこととか。
興味があればいいのですが、私は正直転職前、最後の数年間は義務感でやっていましたね…。
また、証券外務員などの資格取得も、いくつか課せられていました。
興味がなくなった分野の勉強は辛いですね…。
しかも、残業代が出るわけではないのは…。
甘えかもしれませんが辛いです。
私の勤める大学の職員は、資格取得は必須ではありません。
銀行を取り巻く状況が厳しい
大学職員も、少子化の影響で厳しいところは厳しいと思いますが、銀行の状況も厳しいです。
Microsoftの創業者ビル・ゲイツ氏も「将来、銀行は必要なくなる」と言っていましたね。
1994年、ビル・ゲイツは「将来、銀行は必要なくなる」と唱えた。
引用元:こちら
そうなのです。
上記でも「フィンテック」について触れましたが、銀行を取り巻く状況は刻々と変化していて、その情報を追うのも大変です。
また、フィンテックの急激な発展により、銀行の存在意義が弱くなりつつあります。
銀行が合併を繰り返しているのも、状況の大変さからなのでしょうか。
そうですね。
これまで銀行員が行っていた仕事も、AIに取って代わられつつあります。
今、新卒での銀行員志望者は激減している状況です。
銀行員と言えば、自分で言うのもアレですが、少し昔まではエリート扱いだったのに、ですね…。
でも、有名な大学の大学職員だったら、急激にAIに仕事を取って代わられるってこともなく、まだまだ安泰でいられるのかなって思ったんですよね。
銀行員から大学職員に転職した感想
銀行員から大学職員に転職した感想を教えてください。
はい、まず、てっきり経理部などに所属になると思っていたので、まったくお金に関係ない広報部、次は入学センターに配属されて驚いています。
確かにそうですね…。
大学職員のキャリアパスは正直、私も謎だなと思っています。
はい、本当に謎です。
でも、上記記事にもありますが、どこの部署を渡り歩くか分からないのであれば、転職してから1部署目と2部署目が経理部ではなくて良かったと思います。
視野は広がっている気がします。
前向きですね。
ありがとうございます。
前向きというより、もうお金のことは懲り懲りという感じで転職したので…。
でも、前職の知識や経験を活かしたり、本領を発揮できるとしたら、やはり経理部などお金を扱う部署なのかもしれません。
いつかは行ってみたい部署ですね。
大学職員に転職するために、これだけはやっておくべきということは?
大学職員への転職で、絶対にやっておくべきことのアドバイスをお願いします。
まずは、書類選考とSPI。
これが通らなければ面接にすら行けませんからね。
書類選考は、ぜひプロに見てもらってください。
私は、dodaに登録して、エージェントに書類添削から面接練習までやっていただきました。
転職エージェント doda
無料なのにありがたかったです。
転職が成功したので、dodaさんも成果報酬が受け取れたと思います…。
悩みを相談すると、実は他業種も紹介してくださったり、本当に良くしていただきました。
dodaは私も登録していました!
SPI対策でおすすめはありますか?
こちらですね。
絶対に1冊買ってやっておいた方がいいです。
SPIは、付け焼刃では難しいですし、何よりSPIで落とされるのは勿体ないですからね。
この記事を読んだ方の、転職のご成功を祈念しています。
本日はありがとうございました!
最後に…。あなたの転職本気度は、今、何パーセントですか?
もし、100%ではなかったとしても、人生を好転させるために、登録しておくべきサイトがあります。
●転職サイト リクナビNEXT
●転職エージェント doda
●口コミサイト 転職会議
他にも、転職において登録すべきサイトはこちらのページで紹介していますが、上記3つは必要最低限。
今すぐ登録することを強くおすすめします。
私も、転職活動はサイト登録からスタートしました!!
こちらのページには、私が実際に登録して良かったサイトのみ厳選して掲載していますよ。
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