大学職員の仕事内容ってどんなものがあるのでしょう?
大学の安定的かつ円滑的な運営のため、様々な業務にあたります。
大学職員の仕事内容を、一言でまとめるとすれば、上記のとおり。
この一文は全大学職員で共通になりますが、これが本当にもう多種多様なんです!
異動が転職のようだ、とか、むしろ転職以上のインパクトがある、などと言われたりするのが大学職員業界。
大学職員経験者ならうなずいてくださると思います。
どういうことなのか、順を追って解説していきます。
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大学職員は大学の円滑な運営のための裏方
前職時代、転職することを伝えると100%聞かれるのが「え?どこに?」でした。
「◯◯大学です」と答えると、「教員?」と聞かれることも多々ありました。
ざっくりいうと大学職員は「授業したり研究したりしない、大学で働く人」と考えていただくと、分かりやすいかと思います。
逆に言うと、「授業したり研究したり」以外の幅広い業務を分担して担っていると考えてください。
これが、大学職員の人事異動は、転職以上のインパクトがあると言われる所以です。
大学職員は、裏方として、大学の円滑な運営を支えるためのサポート的な業務に従事しますが、職務内容は本当に幅広いですね。
大学職員の異動 ときに転職以上のインパクトあり
私の知人たちが務める一般企業は、手あげによる異動が多く、かつ、異動の際も何かしらの縁がある部署への異動が多いです。
私が以前所属していた企業も、異動は完全な手あげ制であり、異動先は自分のスキルが活かせるような場所でした(そうでないと異動できない)。
逆に言うと、異動を希望しなければずっと同じ部署のままでした。
これに関しては、強制異動のところもあったりするので、組織によって異なるようですね。
大学職員の異動の何が大変かというと、「大学の円滑運営をサポートする」というミッションは共通ではあるものの「全く畑違いの部署に部署にとばされることも多い」ということです。
私の務める大学では、情報システム部門と図書室職員だけは、その中でジョブローテーションが行われますが、それ以外は完全にキャリア・経歴無視でシャッフルです。
最もきついのは、未経験の部署の管理職をしなければならないこともあり得るということです。
なので、情けないことですが「私は管理職。人の管理をするだけであって、実務は分かりません」なんてことを堂々と言ってしまう管理職もいました。
もちろん、経歴重視で異動を考えてくれる大学もあるとは思いますが、私の大学では無視ですし、知人が職員をしている大学(複数人に聞きました)も、やはり特定の部署以外は「次、どこにとばされるか皆目検討がつかない」そうです。
平職員のときに経理部にいたことがないのに、突然、経理部部長とかをさせられる可能性があるって、本人にとっても周囲にとっても、悲劇以外の何物でもないような…?
さて、少し話はそれましたが、次項からは気を取り直して、大学職員の具体的な業務内容を見ていきたいと思います。
代表的なものを書いており、別ページで詳細に説明しています。
ブックマーク等して何度も読んでイメージしていただければと思います。
大学職員の仕事 その1 学生と接する
一番イメージしやすいのはやはり「学生と接する仕事」でしょうか。
皆さんが大学生のときに、職員がつめている事務室を訪れた方もいらっしゃるかと思います。
多くは「学生課」などと呼ばれる部署になります。
一口に「学生と接する仕事」と言っても、内容は多岐にわたります。
例えば、履修や休学、学費に関する質問に答えたり、留学に関する相談に乗ったり、奨学金の相談だったり。
または、サークル運営の相談、そして進路・就職相談などもあります。
また、悲しいけれど、事件事故、ハラスメントなどのトラブル対応に関わることもあります。
詳細は以下の記事に書きましたので、ぜひ読んでみてください♪
大学職員の仕事 その2 教員の研究支援
教員が研究を進めるためには、資金が必要になります。
大学でもある程度の資金を準備していますが、分野によってはそれだけでは足りないことが多いです。
そこで、大学職員は、教員に対し、外部の研究資金獲得のための情報を提供します。
具体的には、日本学術振興会などの様々な機関が研究の補助金の公募を行っていますので、そういったものを教員にお知らせます。
一方的に情報提供を行うだけではなく、外部資金獲得のためのフォローを行うこともあります。
応募申請書の書き方のポイント等は、若手で経験のない先生よりも、職員の方が詳しかったりするので、ポイントを説明したりします。
一緒に外部資金をゲットしに行くイメージです。
また、大学では民間企業等と合同で研究を進めることもあり、それらのことを「共同研究」や「受託研究」と呼びます。
「共同研究」や「受託研究」は、事前に多くのことをしっかりと決めてから契約をすることになっており、その契約手続きを大学職員が教員とともに行います。
サポートの仕方は各大学で様々ですが、基本的には教員と、共同研究をする企業と密に連絡を取り合いながら、契約を進めることになります。
大学職員の仕事 その3 広報
大学の広報業務は、一口に「広報」と言っても、多岐に渡ります。
入試関連の受験生・保護者向け広報活動から、大学のブランディング全般を担う広報業務、同窓会向けの広報まで、非常に幅広いコミュニケーションが求められます。
広報の仕事内容が幅広いため、大学によっては、広報部門が一手に担うわけではなく、仕事内容によって部署が分かれている場合もあります。
良い出来事も、悪い事件も、マスコミ対応などが必要になることも多々あります。
広報の同期は、帰宅時間が読めないと言っていました。
前職がマスコミで激務だったので、それより全然マシって言ってたけどね。
大学職員の仕事 その4 情報システム部門
大学の情報システム部門の職員は、大学の研究・教育などの活動を推進していくために、学生や教職員が日常で活用するコンピュータ・ネットワーク・システム等を運用・保守しています。
また、サイバー攻撃等から大学内の情報資産を保護するため、不正アクセス、マルウェア感染等のセキュリティ上の問題(インシデント)に対して、早期発見・対処することで被害を最小化することを目的として、予防活動、改善策の検討を行う大学もあります。
場合によっては、大学のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進のための企画・立案も行いますよ。
大学職員は、大学の縁の下の力持ち
上記のほかにも、学校職員は、大学で起こるさまざまな問題に部署を超えて対処したりします。
大学職員は裏方といえば裏方です。
サポート役です。
草食系が多いです(笑)
自分も草食系です。
しかし、大学職員の業務は安定的な大学経営のためには絶対に欠かせないもの。
もちろん、教員も学生も絶対に欠かせないものですが、職員も絶対に欠かせない存在なのです。
近年では、大学職員も、大学の事業に対して、より積極的な役割を求められるようになったと言います。
職歴の長い先輩も「昔に比べて、先生から意見を求められることが多くなった」と口々に言っています。
世間的には「ゆるい仕事」と見られがちな職種ですし、転職前は私も正直なところそう思っていたところがありますが、今は全く違う見方になりました。
日々、自分の知識やスキルをアップデートしていかないといけないと思っています!
最後に…。あなたの転職本気度は、今、何パーセントですか?
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[…] 大学職員の仕事内容。多岐に渡り、異動は転職以上のインパクトも覚悟 大学職員の仕事内容ってどんなものがあるのでしょう? […]
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