国立大学法人職員は受かりやすい!大学職員を目指すなら候補に入れてみて

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大学職員という職業は、安定した収入や、比較的ゆとりのある労働環境、魅力的な福利厚生が期待できるため、人気があります。

応募者

でも大学職員を目指すなら、やっぱり私立がおすすめですよね?

応募者

私立大学、いくつか受けてるけどなかなか受からなくて…。

このように「大学職員になりたいけれど、競争が激しそう…」と不安に感じる方も多いでしょう。

実は、国立大学法人の職員採用は、私立大学と比べると、比較的受かりやすいと言われています。

この記事では、国立大学法人の職員採用が比較的受かりやすい理由と魅力、さらに受かりやすい国立大学法人の特徴について詳しく解説します。

目次

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私立大学に比べ、国立大学法人が受かりやすい理由

私立大学に比べ、国立大学法人が受かりやすい理由を見ていきましょう。

先輩職員(秘書)

あくまで、私立大学に比べるとそういう傾向にあるという捉え方をしていただければと思います。

応募者が集まる範囲が狭い

国立大学法人の職員採用は、私立大学と比べて応募者数が少なく、結果として倍率が低くなる傾向があります。

これは、国立大学法人の職員採用が比較的地域限定で行われることが多く、地元に根ざした応募者が中心となるためです。

また、私立大学は全国的に知名度が高い大学が多く、そのため全国から応募者が集まることが多いのに対し、国立大学法人は地元志向の強い人が応募することが多いため、応募者数が少なめであるのです。

募集要項で求められるスキルや経験が細かい

さらに、国立大学法人の職員採用は、募集ポジションごとに求められるスキルや経験が明確に定められていることが比較的多いため、一概に「事務職員」という募集ではないため、応募者が限定されがちなのです。

りある(人事)

逆に言えば、採用プロセスにおいて自分の強みをアピールしやすくなり、結果として合格率が高くなるのです。

国立大学法人は給与水準が私立大学より低い

絶対とは言えませんが国立大学法人の給与水準は、私立大学より低いことが多いです。

先輩職員(上司)

特に規模が大きく知名度の高い私立大学では、給与水準が高めに設定されていることが多いですね。

一方、国立大学法人は、給与水準は国家公務員の給与体系に準じたものとなっているため、私立大学と比べると全体的に低めの水準であることが多いのです。

そのため、「大学職員を目指すなら私立かな!」と私立大学職員に人気が偏りがちです。

母校出身者割合が少なめ

先輩職員(秘書)

これはデータとしてあるわけではないので、参考程度に聞いていただければと思います。

私立大学は、母校出身者が、職員の多くの割合を占めている大学もあります。

一方、国立大学法人では、地元への愛着はある程度重視されるものの、母校出身者優遇度は低めなのではないかと思います。

りある(人事)

実際、大学職員の交流会で、この話になったとき、国立大学の方は、「母校出身者割合は多くない」とおっしゃっていました。

なので、他大出身でも受けやすい、受かりやすいという面はあるのではないかと思います。

先輩職員(上司)

私立の場合、私もですが、採用面接で他大学出身の方が受けに来られたら、「なぜ弊学の採用試験を受けようと思ったのか」「出身大学の採用試験は受けたか」は、気になるので聞きますね。

国立大学法人職員の魅力

私自身が私立大学職員で満足しているということもあり、個人的には「大学職員を目指すなら私立大学がおすすめ」という立場ですが、ここでは国立大学法人職員の魅力をお伝えします。

国立大学法人の職員は、国家公務員と同様に安定した雇用が期待できる職業です。

りある(人事)

特に、定年までの長期的なキャリアを考えている方にとって、国立大学法人の職員は魅力的な選択肢となります。

また、国立大学法人は公的な機関であるため、経済状況の変動に左右されにくい安定した雇用環境が整っています。

さらに、定期的に職員採用が行われるため、採用のチャンスが多い点も魅力の一つです。

特に、毎年複数回にわたって募集が行われることが多く、一度の不合格で諦めずに再挑戦する機会があるため、長期的に挑戦しやすい環境が整っています。

また、国立大学法人では、ワークライフバランスを重視した勤務形態が一般的で、過度な残業が少ない傾向にありますが、これは大学によって差がありますし、私立大学も比較的残業が少ないので(しつこいですが大学による)、国立大学法人だけの魅力、とは言えないですね。

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受かりやすい国立大学法人の特徴

では、受かりやすい国立大学法人ってどこなのでしょうか?

それはご想像のとおり、都市部から離れた地方の国立大学法人です。

国立大学法人は、日本全国に存在しています。

地方の大学では、地域の発展や産業振興に寄与することが重要視されるため、地域活性化に関心がある人材が採用されやすい傾向にあります。

また、前述のとおり地域によっては応募者数が少ないため、倍率が低くなりやすい傾向があります。

特に、都市部から離れた地方の国立大学法人は、その地域特有の生活環境や気候に適応できるかも重要であるため応募者が限定され、倍率が低くなりますよ。

先輩職員(秘書)

北の方の大学職員さんは、用務員さんとかに限らず、キャンパスの雪かきをするって言ってたなー。私は、寒いのはちょっと厳しい…。

それでも私立大学職員になりたい場合

国立大学法人の良さは分かった。倍率が低いことも分かった。

それでも私立大学職員になりたい場合は?

もちろん、私立大学の採用試験を受けることになります。

ただ、今まで述べてきたとおり、私立大学の採用試験倍率は高いのです。

なので、私立大学が不合格だった場合、まずは国立大学法人になって、そこから私立大学へ転職すればよいのです!

国立大学法人での経験も、必ず役立ちます。

現に、私の職場にも、国立大学法人職員からの転職者はいます。

まずは、受かったところで実績を積む。

そして、その実績をアピールポイントにして、私立大学に転職する。

こういうルートも大いにありですよ!

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国立大学法人職員は受かりやすい?まとめ

国立大学法人の職員採用は、私立大学と比較して受かりやすいとされています。

その理由として、私立大学と比較した場合の倍率の低さが挙げられます。

特に、地方の国立大学法人は受かりやすいとされており、地域ごとの特色や難易度の違いを理解した上で、自分に最適な大学法人を選ぶことが重要です。

さらに、面接対策としては、地元への愛着や大学の理念に対する理解を深め、自分がその大学でどのように貢献できるかを明確に伝えることがポイントとなります。

また、入職後にやっぱり違うなと思った場合は、他大学への転職という道もあります。

りある(人事)

大学職員を目指すなら、最初から私立大学1本に絞り込まず、国立大学法人職員も候補に入れておくことをおすすめします。

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