大学職員のキャリアパス、管理職以外の道は?昇格のメリット・デメリットを考える

大学職員への転職

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応募者

大学職員になりたいけど管理職はちょっと避けたい…。
そんなことできますか?

応募者

大学職員のキャリアパスってどんな感じですか。

一般企業でもそういう風潮があるように、大学職員のキャリアパスも、従来の「管理職を目指す」という一本道から多様化が進んでいます。

この記事では、大学職員のキャリアパスについて管理職以外の道はあるのかを解説、また昇格のメリット・デメリットを深く掘り下げていきます。

大学職員への就職・転職を考えていたり、今大学職員でより充実したキャリアを築きたいと考えている方にとって、この記事が参考と慣れば幸いです。

目次

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大学職員の一般的なキャリアパス

本題に入る前に、まずは、大学職員のキャリアパスをざっと眺めてみましょう。

大学職員の一般的なキャリアステージ

大学職員のキャリアパスは、大きく分けて以下の3つのステージに分けられます。

  1. 新卒期: 初期研修やOJTを通じて、組織や業務に慣れる期間です。
  2. 中堅期: 後輩を育てたり、難易度が一段階高めの業務を担うことが期待されます。
  3. 上級期: 管理職への昇格や、専門職・熟練としてキャリアアップします。
同期職員(IT)

3には行かずに、2のままの方、窓際を選ぶ方、窓際にやられる方もいます。でも我が校では、リストラにはなりません。

部署や職務の異動

多くの大学では、職員の成長を促すため、部署や職務の異動が定期的に行われます。

これは、上にあげた1~3のうち、どの時期でも起こります。

りある(人事)

私の所属大学は平均すると4,5年で異動があります。

異動は仕事内容がかなり変わることもあるので結構大変ですが、異なる視点や知識を習得し、組織全体の理解を深めることができるのはいい点です。

同期職員(IT)

あと、人間関係がきつかったとしても、あと数年かと思えるので気楽ではありますね。

大学職員 管理職への昇格のメリットとデメリット

では、ここで管理職への昇格のメリットとデメリットを考えてみましょう。

管理職になることのメリット

  • 組織への貢献度を高められる: 組織全体の目標達成のために、戦略を立案し、チームを率いることができます。
  • 自身の成長を感じられる: より高いレベルの責任と権限を持つことができ、自身の成長に繋がります。
  • プライドを保てる: 職場や家庭、友人達の中で、プライドを保てるって言ってる人もいましたね。
  • 収入が増える: 残業代はなくなるとはいえ、一般的に、管理職は一般職員よりも高い給与が期待できます。
  • 現場仕事から脱却できる: 年を取るにつれ、細かい現場仕事が段々ときつくなってくるので、後輩に任せられるのは大きいです。

管理職になることのデメリット・リスク

  • 業務量の増加: 部下とのコミュニケーション、会議への参加など、業務量は増加するケースが多いです。
  • 責任の重圧: 組織全体の成果に責任を負うため、大きなプレッシャーを感じることがあります。
  • ワークライフバランスの崩れ: 業務に追われ、プライベートな時間を十分に取れない可能性があります。
  • 噂話のターゲットになりやすい: 「え?あの人が昇進?」「今度うちにくる部長いやだね」など、人からの評価がつきまといがちです。
りある(人事)

外資系企業だと、管理職のほうがクビを切られやすいなどありますが、そういったリスクは大学職員にはなさそうです。
重責であることには間違いないと思いますが。

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大学職員 管理職以外のキャリア選択

一般企業でもそういう風潮があるように、大学職員でも、管理職以外のキャリアは選択できるのでしょうか。

主任的なことをし続けるキャリア

「管理職にはなりたくない、でもずっと一般職員と同じ給与は嫌だ。昇給はしたい」というニーズに答えて、数年前に、私の所属機関では、管理職にはならないが主任のちょっと上をいくポストが新設されました。

先輩職員(秘書)

そのポストにつく人は、暗に「管理職にはなりません」と言っているようなものだと人事部の同期は言ってたな。

ただ、一旦そのポストに行ってから、管理職試験を受ける人も数名います。

そのポストを経験してみて「これならデキそう」と気が変わったか、最初からそのポストで自信を付けてからステップアップしたかったか、でしょうか。

りある(人事)

私自身は、今は中堅期にいますが、いずれは管理職ではなく、こちらのポストを選択するつもりです。

専門職としてのキャリア

大学職員には、研究支援、国際交流、学生相談など、様々な専門分野があります。

所属大学の人事制度によっては、これらの分野で高度な専門知識を習得し、スペシャリストとして活躍することも可能です。

  • 研究支援: 研究者のサポート、研究データの管理など、研究活動の円滑な進行を支援します。
  • 国際交流: 留学生のサポート、国際的な学術交流の企画・運営など、国際的な活動に関わります。
  • 学生相談: 学生の進路相談、心理相談など、学生のサポートを行います。
同期職員(IT)

私の所属機関では明確にそういった「その道特化のキャリア」の定めはないものの、やはり「学事系畑」「研究支援畑」の方はちらほら見かけますね。

りある(人事)

確かに「学事系ならこの人に聞け」っていう生き字引みたいな方いますよね。ちなみに、私の異動部署はバラバラです…。毎回仕事を覚え直すのが大変!

同期職員(IT)

自分はIT絡みが多いです。

大学職員が管理職を目指さない理由

それでは、大学職員で、管理職を目指さない人にはどんな理由があるのでしょうか。

理由は一般企業とは大差ないと思いますね。

業務上の負担が大きいから

  • 人材育成: 部下の能力開発やモチベーションの維持は、大きな負担となります。
  • チームビルディング: 多様な個性を持つメンバーをまとめ、チーム力を高めることは容易ではありません。
  • コンフリクトマネジメント: チーム内で発生する対立を解決し、円滑なコミュニケーションを図る必要があります。

特に中間管理職は大変ですね。

上司からは注文をつけられ、部下からは反発され(ることもあり)…。

りある(人事)

私の前の部署は、ある特定の職員AさんとBさんが仲が悪く、課長はいつも仲裁をしていて、そのことに時間を取られてかわいそうだったし、他の業務まで手が回っていないという現状もありました。

先輩職員(秘書)

あ、でもその後すぐBさんが異動になって解決したよね。

ワークライフバランスを重視したいから

  • プライベートの時間: 仕事だけでなく、家族との時間や趣味の時間も大切にしたいと考える人もいます。
先輩職員(秘書)

これは、私もかなり重視しています。人生一度きりですから。

  • ストレスの軽減: 管理職は、大きなストレスを抱えがち。ストレスを軽減し、健康を維持したい人もいます。

様々な不安感から

  • 未経験部署の管理職: これは一般企業ではあまり例がなさそうですが、大学職員では、未経験部署の管理職になることが少なくありません。
りある(人事)

「どうにかなる」という人もいますが、私にはちょっと信じられないですね。未経験部署で管理なんてできない…。

  • 周囲からの評判: 管理職はとかく噂の的になりがちです。それが嫌だという人は多いです。
  • 管理職はグイグイしがち: 我が組織の管理職は手上げでなります。つまりグイグイ系タイプの方が多く見られます。そんな中でやっていけるのかと、草食系のおとなしめの人は不安を感じるようです。
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大学職員のキャリアパス まとめ

大学職員のキャリアパスは、多様化しており、管理職以外の道も選択肢として十分に検討できます。

りある(人事)

我が校では、昇進しないからといって、クビになったりはしません。
また、交流のある周囲の大学でも聞いたことはありません。

大学独自の、一般職と管理職の間の職位があったり、専門職としてキャリアアップできたり。

自身の興味関心や強みを活かせる道を見つけることが重要です。

大学職員として、長く働き続けるためには、自身のキャリアパスについてしっかりと考え、計画的に行動することが大切です。

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