大学職員は羨ましいと言われる。外からのイメージと実態は合っているのか？

こんなことをよく言われます。

以前は一般企業に勤めていましたが、8年間勤めた後、大学職員に転職しました。

忘れもしない、転職が決まった20代の終盤、前職同期との食事会。

大学職員に転職することを話したら、

と言われました。

ですが後日…。

その前職同期は、大学職員のことを調べたらしく、

と聞いてきました。

その後も、多数の人に「羨ましい」と言われますし、最近言われることが増えてきた気がします。

先日は、物件を探していたのですが、不動産会社の人にも、私が記入した書類の職業欄を見て、「大学職員ですかー。めちゃめちゃ羨ましいです！」って言われました。

不動産屋さんやその他友人に「羨ましい」と言われたとき、「大学職員って外から見るとどんなイメージですかね？」とそれとなく聞いてみたので、外からのイメージと実態が合っているかも含め、お伝えしますね。

この記事では、大学職員に転職した私が、人から羨ましいと言われることが増えた理由を深掘りします。

大学職員はワークライフバランスが最高

ワークライフバランスが最高、これは合ってます。

大学職員は、一般企業に比べて、以下のようなメリットがあります。

残業が少ない

大学は教育機関なので、授業や試験、イベントなどのスケジュールに合わせて仕事を進めます。

イベントや入試などのときは難しいですが、基本的には定時に帰ることができますし、イベントや入試の日程はだいぶ前から決まっているのでプライベートの予定が立てやすいです。

残業が少なく、繁忙期の予測がしやすいことから、プライベートの時間を充実させることができました。

休日が多い

これも合ってますね。

大学職員は、学生ほどではありませんが、長期休暇があります。

有休休暇に加え、夏休みや年末年始休暇、さらに創立記念日など、一般企業よりも多くの休暇があります。

別の夢を追いやすい

残業も少なく、休日も多いので、仕事をしながら別の夢を追うことができます。

言い方は悪いですが、別の夢を追う間の腰かけとして働いている職員もいます。

士業など取得に時間がかかる資格を取ろうとしていたり、留学や大学院受験を目指している人も、同僚にはいますよ。

大学職員は給料が高く、福利厚生が充実している

これもネットニュースなどでよく取り上げられていますが、だいたい合ってます。

大学にもよりますが、給与水準が高いです。

そして、大学によっては、住宅手当や家族手当、教育手当などの各種手当が支給されます。

また、大学の図書館が使い放題なので、書籍を買う必要がほとんどなくなりました。

給与が高く、福利厚生が充実していることで、経済的に安定した生活を送ることができるようになりましたね。

やりがいのある仕事ができる、ノルマがない

冒頭登場の不動産屋さんはノルマがきついらしく、

「ノルマがない分、純粋な気持ちで仕事を楽しめるかなって思いました。

自分は、大学には本当に楽しい思い出しかないから、それをサポートするのはやりがいを感じそう」

っておっしゃっていました。

大学職員に転職したら羨ましいと言われるようになった理由 まとめ

以上が、大学職員が羨ましいと言われた理由で、ほぼ実態と合っていました。

大学職員は、やりがいなどの真面目な理由から、ゆるくて高給などあまり大きな声では言えない理由まで、多くの魅力があります。

私は大学職員になって初めて、仕事とプライベートのバランスを取りながら、充実した毎日を送れるようになりました。

もし、あなたも大学職員に少しでも興味があるなら、ぜひチャレンジしてみてほしいと思っています。