大学職員に向いているのはどんな性格の人?転職前に適性を見極めよう

大学職員に向いている人

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応募者

大学職員って、どんな人が向いていると思いますか?

応募者

前職と大学職員、どっちがご自分に合ってました?

転職して大学職員になった私は、友人・知人から、よくこの質問を受けます。

というのも、私の前職はクリエイティブ職だったので、真反対とも言えるような職種・業界への転職に、友人たちは驚いたようで…。

ちなみに私の転職動機は以下に書いております。

この記事では、異業種から転職してきた現役大学職員の私が考える「大学職員に向いている人とはどんな人か」について語ります。項目をいくつか書きますが、全てに当てはまる必要はありません。「何個ぐらい当てはまるかな」と気軽にチェックするような感じで読み進めていただければ幸いです。

目次

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大学職員に向いている人(1)単純作業も苦にならず正確に行える人

大学職員はもちろん単純作業ばかりをしているわけではありませんが、比率は民間企業よりも多いかもしれません。

単純作業とは、受領印をひたすら押していく作業、書類の封入作業、教室の点検作業、名簿と名簿の突き合わせ作業、レポート用紙の枚数チェック作業、Excelへの入力作業などを思い浮かべていただければと思います。

りある(人事)

私は単純作業は苦になりません。

でも、「こんな作業、時間の無駄だ。もっと別のことに時間を使いたい」と思ったりする人もいるようです。

今後はIT技術やAIの発達などにより、単純作業は減っていくかもしれませんが、まだまだ現場には単純作業が残ってるのが実情。

その単純作業を苦にせず、ミスなく淡々とこなしていける人は、大学職員に向いていると言えます。

単純作業に限らず、大学職員には、高いレベルの正確性が求められると痛感しています。

少し話は逸れますが、たまに「大学職員の仕事はほとんどが単純作業」というような論調のWebサイトを見かけることもあります。

りある(人事)

これは鵜呑みにしないほうが良いかと思います。

私も転職当初はそこまで高度で複雑な仕事はないだろうと思っていたのですが、やはりそんなうまい話はなく、頭を使う仕事はたくさんあります。

それができなければ、いつか非正規職員やAIに置き換えられてしまうと思い、私も日々勉強を続けております。

大学職員に向いている人(2)評価基準が曖昧でも耐えられる人

私の勤務先の大学では、5段階の相対評価でボーナス額が変わるようになっています。

といっても、本当に微々たる変動なので評価を気にしている人はあまりいません。

前職では何十万円という単位での変動でしたし(7桁単位での変動の部署もありました)、最低評価を3回連続で取ると、かなり居づらくなる仕組みだったので、皆、評価をとても気にしていました。

現職(大学職員)では、上司から評価を告げられるときも、有意義なフィードバックをもらったことはありません。

ご参考までに、普通評価だったときのコメントです。

  • 転職したてなので、この評価にしました。
  • 昇格したてなので、この評価にしました。
  • ここがボリュームゾーンだから、この評価にしました。
  • 育休に入るから、この評価にさせてもらいました。
  • 育休明けだから、この評価にさせてもらいました。
りある(人事)

別に上司を悪く言うわけではないのですが、これを平然と口にしてしまうのってどうなのでしょう…。

評価は評価として受け入れるのですが、何か改善点を教えてほしいと思いました。

改善点を聞くと「評価に納得していない」と思われるのが嫌なので、率直には聞けない雰囲気でしたが、私はやんわり聞いていました。

りある(人事)

毎回「特にないです」って言われましたけどね。

でも、仲の良い後輩もだいたいこんな感じのことをいつも言われるって言っていました。

良い評価も頂きますが、その時もフワッとした感じの評価コメントでしたね。

なので、バッチリフィードバックを受けて次にいかしたい!と言ったような方には向いていないかもしれません。

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大学職員に向いている人(3)異動先に応じて変身できる人

以下の記事にも書きましたが、大学職員の異動は転職並みに職務内容が変わることもあります。

なので、約5年ごとに起こる異動でまた1から頑張ろうと思える人は強いです。

付属校(中学・高校)や、附属病院への異動がある大学もあるみたいですからね。

本当に転職並みですよね…。

大学職員に向いている人(4)この大学を本気で良くしたいと思える純粋な人

大学職員は、様々な角度から、学生の学びの機会や、教員・研究者の研究活動を支えることが使命。

なので、教育現場の改善に元々興味がある人や、研究をサポートしたい人は大きなやりがいを感じられると思います。

私の同僚には意外と大学院卒の人も多く「本当は教員になりたかったけど、それは少し厳しいと思ったので、職員として大学に携わることにした」と言っていて印象的でした。

「自身が大学院生だった頃、大学の職員にお世話になったから」とも言っていました。

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大学職員に向いている人(5)縁の下の力持ちで構わない人

自分自身が目立って活躍するというより、他人の補佐・サポートをすることが好きという人にはぴったりだと思います。

私は前職がクリエイティブ職だったこともあり、転職面談で「全く華々しくない地味な仕事ですが大丈夫ですか?」と2回念を押されました。

20代だったら躊躇していたかもしれませんが、ある程度歳も取っていたし、全く問題ないと答えました。

今、そんな「地味な仕事」に対して、学生さんが窓口で丁寧に御礼を伝えてくれたりすると、素直にとても嬉しく思います。

大学職員に向いている人(6)コミュニケーション能力がある人

これは、面白いことを言わなければならないとか、魅力的でなければならないとかではないです。

大学職員には、配属部署にもよりますが、学生や留学生、保護者、受験希望者、教職員、他大学の研究者、業者の方など、様々な属性の方と対話する機会があります。

そこでは、物事を正確に伝える力が必要とされます。

例えば以下の記事にも書きましたが、学生部で間違った情報を伝えると学生の一生を左右する事態になりかねません。

ですので、その場で分からないことは適当に濁すのではなく、きちんと「後日調べてから回答する」など正確なコミュニケーションを取ることが大切です。

また、先程「魅力的でなければならないとかではない」と書きましたが、魅力的であるに越したことはないですね。

りある(人事)

教員と楽しそうにコミュニケーションを取って、たまに無理なお願いをすんなりと受け入れてもらっている先輩を見ると、私にはない能力なので羨ましいなと思ったりします!

大学職員に向いている人 まとめ

この記事では大学職員に向いていると思う人の特徴をまとめてみました。

性格に重きをおいてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

資格やスキルについては以下の記事にまとめたので、ついでに読んでいってくださると嬉しいです。

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